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  • 2024/07/02 11:22

    こんにちは。
    韓国セレクトショップ「梅と木もれ日」です。

    当店の扱う陶磁器ブランド

    マルシェで販売していると、見て行ってくださるほとんどの方が、
    やわらかい感じが素敵とおっしゃってくださいます。

    そのほっこり感を伝えているのが、
    うつわのベースカラーであるアイボリーの色合い(詳しくはこちら)と、
    それをキャンバスに描かれる絵柄です。

    牡丹や柚子、蝶などの自然界のモチーフがよく描かれ、
    その多くは、歴史的に広く民衆の生活に取り入れられてきた朝鮮民画に登場する題材です。

    朝鮮民画は、
    芸術作品というよりはより生活に根差した実用的な目的で扱われた絵画のジャンルで、
    結婚などの儀礼に用いられたり、開運を願って、或いは室内の装飾で飾られ親しまれていたものです。

    山水画、動物画、植物画のほかに、
    文字をデザインした文字図や書斎を描いた冊架図など、
    多種多様な題材があるそうですが、
    メイセラミックではその中でも、
    吉祥の象徴として描かれた植物や果実が好んで絵付けされます。

    例えば、牡丹の花。
    韓国では富貴栄華の象徴として、古くから様々なデザインに用いられてきました。
    「五月」という名の陶磁器ブランド、メイセラミックが描く五月に咲く牡丹の花は、
    華やかさの中にもどこか静謐な単調さを宿す、
    ブランドのシグニチャーデザインとなっています。

    健康と幸福。
    メイセラミックの絵柄には、単に美しい彩色を見せるためだけでなく、
    時代が変化しても変わることのない人々の幸せを願う気持ちが込められています。

    ご夫婦でもあるお二人の作家により運営されている工房で、
    絵付けを担当するのは奥様のキム・ジュヨンさん。

    人生で最も幸せだった温もりの記憶を絵柄に投影していると言います。

    それは、ご自身をよく可愛がってくれたお祖母様との思い出だそうです。
    セクトン(韓国の伝統柄)の生地で縫ってくれたお財布、
    韓服の生地で作ってくれた布の花、そして、かんざし、サンベやモシといった韓国の麻生地、古い家具。

    これはアンティークの食器ですか?とマルシェでよく聞かれます。
    どことなく漂う年代物のような香りも、
    そんな作家の幼いころの記憶が醸し出しているのかもしれません。

    may ceramic インスタグラム:
    韓国・利川のショールームのアカウント @mayceramic_pottery
    作家キム・ジュヨンさんのアカウント @may_ceramic

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