●ゴブレット● 粉引 柚子 韓国・利川陶磁器
【製品アイテム】
利川陶磁器 ゴブレット
【サイズ】
口径約7cm / 高さ約7cm / 容量約80ml / 重さ約110g
※サイズには若干の個体差があります。
【素材】
磁器
【柄】
柚子
※同じ絵柄でも大きさや色合い、向き等が商品1点1点微妙に異なります。
【ブランド】
may ceramic
【製造国】
韓国
【使用上の注意】
・直火 X オーブン X 電子レンジ X 食洗機 〇
・風通しの良い場所で保管してください。
・色の濃い食品や油気の多い食品に使用した際は、使用後すぐに洗うことをおすすめします。
・使っていく過程で貫入が入ることがありますが、使用には問題がありません。
【購入前に必ずご一読ください】
すべて手作業で製作しているため、商品には個体差があります。次の事項を十分ご理解の上、ご購入くださいますようお願い申し上げます。
・大きさ、厚み、重さ、容量が若干異なることがあります。
・全体的な色味や風合い、絵柄の大きさや濃さ、向き等が商品1点1点微妙に異なります。
・在庫全ての個体差を写真で提示することができないため、ご覧の商品写真と実際の購入商品とで多少印象の異なることがあります。
・表面に化粧土や釉薬の濃淡による色ムラがある商品です。また、黒点(鉄粉)、オレンジ色の斑点(御本)、気泡、泥ヒビ、荒い粒子の凹凸があります。
【商品の特徴】
コロンとしたフォルムが可愛らしい小ぶりの脚付きゴブレットです。
ステムは約1cmと低めの脚なので比較的安定感があり、ステムよりもカップ部分を持っていただくと飲みやすいです。
同じコップでも脚付きカップというだけで、特別感のある食卓を演出できますよね。
ワインやカクテルを入れて食前酒に、或いはジュースやお茶、エスプレッソ等、和洋問わず幅広くご利用になれるデザインです。
また、100ml弱という容量が、ドレッシングやソースを入れて食卓にセッティングするのにちょうど良いサイズ感です。
オフホワイトの優しい色合いは、韓国で「粉青沙器(ふんせいしゃき)」(※1)と呼ばれる技法によるもの。日本では「粉引」として親しまれています。
窯元は、韓国有数の焼き物の産地、「利川(イチョン)」にご夫婦で工房を構える「may ceramic(メイセラミック)」です。五月という名の陶磁器ブランド、may ceramicでは、アイボリー色を背景に、朝鮮民画に登場する吉兆のモチーフを絵付けし、日々の暮らしに喜びが訪れるようにとの願いを込め、使う人の気持ちを豊かにしてくれるような生活陶磁器をプロデュースしています。
(※1)粉青沙器については、画面下の◆商品についての豆知識◆も併せてご覧ください。PayIDアプリでご覧の方は、商品画像内、黄色背景の画像でも同じ内容を掲載しています。
◆◆商品についての豆知識◆◆
以下の豆知識については、商品画像内の黄色背景の画像でも同じ内容をご覧いただけます。
may ceramic について
may ceramic(メイセラミック)は韓国有数の焼き物の産地、利川(イチョン)にご夫婦で工房を構えています。
利川は高麗時代(918~1392)から焼き物の産地として知られ、現在では300基余りの陶磁器窯が集まっています。中でもmay ceramicが窯を置く新屯面(シンドゥンミョン)地区一帯は、代表的な陶芸村として有名です。2010年には韓国国内で初となるユネスコ創造都市ネットワーク(UNESCO Creative Cities Network)に工芸分野で加盟しました。
韓国と言えば青磁や白磁が有名ですが、may ceramicでは器物に化粧土を施した後、釉薬をかけて焼く粉青沙器(ふんせいしゃき)と呼ばれる焼き物を製作しています。
粉引(こひき)或いは刷毛目(はけめ)等の技法で作られるmay ceramicのうつわは、どれも手仕事の温もりが伝わるアイボリー色の柔和な表情のものばかり。古くから朝鮮民画に描かれた花や果実などの自然界のモチーフが絵付けされ、may ceramicの世界観が表現されています。
may ceramicの作家紹介
作家 パク・ヒヒョン
国民大学陶磁工芸課 卒業
国民大学大学院陶芸課 修了
第3回美しき我らの陶磁器公募展 特選
2008年より五月工房(may ceramic)にて活動
作家 キム・ジュヨン
国民大学陶磁工芸学科 卒業
Maison & Object PARIS 展示
Jingdezhen international Ceramic Fair CHINA 展示
2008年より五月工房(may ceramic)にて活動
粉青沙器(ふんせいしゃき)とは?
粉青沙器(ふんせいしゃき)は、粉粧灰青沙器(ふんしょうかいせいしゃき)の略称で、15世紀の朝鮮半島で作られた磁器の一種です。素地に白泥を化粧掛けし釉薬をかけた三層構造の焼き物で、三島(みしま)、粉引、刷毛目などと呼ばれる技法で作られ、同時代の日本では高麗茶碗として珍重されました。
may ceramic 製品の特性について
may ceramicの器物はひとつひとつ作家の手作業で作られています。
窯の位置や温度、化粧土の厚みにより、色と大きさ、重さ等が均一ではない場合があります。作家のその日のコンディションにより、絵の向きや彩色の濃度が異なることもあります。
高熱で焼成することにより、土の中の鉄の成分が反応し、黒点(鉄粉)が生じます。橙色の斑点(御本)や気泡が生じることもあります。これは粉青沙器の特徴でもあります。
そのため、may ceramicのうつわは同じ商品であっても、すべてひとつひとつ表情の異なる一点ものです。言い換えれば、工場生産品のように画一的な全く同一の作品は絶対に作ることができないのです。
このような個体差や素材の特性上の商品状態については、当店では正常な状態の良品として扱っております。不良品ではございませんので、返品の対象とはなりません。予めご理解の上、ご購入いただきますようお願いいたします。
また、このような個体差や特性自体が、may ceramicの製品の味であり魅力でもありますので、大量生産品のように画一的でなく、表情の豊かな商品だということを一つの価値として受け止めていただければ幸いです。