●クッションカバー● 綿麻 柄プリント モダントラディショナルカラー ●50x50cm●
【製品アイテム】
クッションカバー
※表示価格はカバー1個の価格です。クッション中材(ヌードクッション)は別売り。ご希望の方は、商品ページ内、購入オプションで「クッションカバー+中材を購入」を選択の上、カートに入れてください。
【サイズ】
50x50cm ※1~2cm誤差のある場合があります。
【素材】
麻55%(リネン)、綿45%、裏地なし
【柄】
表:プリント柄 裏:無地
※色は、お使いのPC環境等により実際と若干異なって見えることがあります。
【仕様】
ファスナー式
【ブランド】
HANJIHEE CLASSIC
【製造国】
韓国
【販売】
梅と木もれ日
【洗濯方法】
ぬるま湯で手洗いしてください。
洗濯機の場合、手洗いコースまたはおしゃれ着コースを推奨します。
生地の特性上、洗濯後、横に1~2センチ程度縮みが起こりやすいです。
おしゃれ着用洗剤や柔軟剤を使用することによりシワや縮みが出難くなります。
タンブラー乾燥はお避けください。
洗濯後は形を整え日陰に吊干しをしてください。
乾燥後はアイロンで形を整えてください。
アイロンはあて布を使用してください。
濡れた状態での摩擦等により色落ちする事がありますので、ご使用の際にはご注意ください。
【商品の特徴】
地味な色合いでありながら、薄紅色や水色、クリーム色のアクセントカラーが美しく、古さと新しさが混在しているような印象のクッションカバーです。
カラフル過ぎず、落ち着いた配色のアイテムをリビングに足したいけれど、ありきたりのものは嫌という方にぴったりの個性的な色合わせです。
表の韓国式パッチワークである「チョガッポ」は、実はプリント柄で、実際に端切れを縫い合わせているわけではありません。美術品専門作家の協力を得て、ラミー(苧麻)のチョガッポ生地を高画質で撮影し、クッション生地にプリントしたものです。(※1)
柄の基となったチョガッポは、HANJIHEE CLASSICが染色したオリジナルの生地で制作され、既製品にはない色合いが遜色なくプリントされています。ラミーのコシのある質感や陰影、麻特有のネップやパッチワークの細かい縫い目まで、実に鮮明に写し出されています。
生地をクローズアップした画像をご覧になっても、実際にパッチワークされているものだと見間違えるほどかと思います。
こちらの商品は、綿麻混紡で水洗いが可能です(洗濯機の場合は、手洗いコースやおしゃれ着コース推奨)。ラミーのチョガッポの場合、高級品である上に、洗濯はドライクリーニングなど、お手入れに気を遣うことがありますが、こちらの商品は、ラミーの独特の質感を目で楽しみながらも、ご自宅でお洗濯が可能という、大変実用的なアイテムです。
なお、裏はグリーン系の無地の生地で作られています。画像ですと柳色になっておりますが、商品によって色合いの異なるグリーン生地が使われることもあります。裏の生地の色はお選びいただけませんので、予めご了承ください。
サイズは50cmx50cmで、一般的なクッションカバーよりもやや大きめです。50cmx50cmの中材を入れてご使用ください。なお、中材を入れますと厚みの分、中心の幅は3cm~5cm程度小さくなります。詳しくは、画像でご確認ください。
(※1)チョガッポについては、画面下の◆商品についての豆知識◆も併せてご覧ください。商品画像内、黄色背景の画像でも同じ内容を掲載しています。
◆◆商品についての豆知識◆◆
以下の豆知識については、商品画像内の黄色背景の画像でも同じ内容をご覧いただけます。
HANJIHEE CLASSICについて
HANJIHEE CLASSIC(ハンジヒクラシック)は韓国的なモチーフをモダンに再解釈したライフスタイルブランドで、主にファブリック製品を自社で製造販売しています。釜山にショップ兼ショールームを構えるほか、ホームページ( www.hclassic.com )でオンライン販売も行っています。(現在、ホームページは韓国語のみでオンライン販売は韓国国内のみ対応)。
ブランドの代表、韓知喜(ハン・ジヒ)氏は、韓服(韓国の民族衣装)デザイナーでありながら、伝統柄であるチョガッポ(パッチワーク)作家としても個人展を開くなど、韓国の伝統的なデザインの可能性を追求してきました。2013年にチョガッポや韓国刺繍をモチーフにしたファブリック製品ブランドHANJIHEE CLASSICを立ち上げて以来、韓国を代表する大企業と取引する等、顧客層を拡大してきており、現在は韓国国内だけでなく、世界的なブランドに成長させるため様々な活動をしています。
HANJIHEE CLASSIC製品の最大の魅力は“個性の光る配色“。多彩な色彩を自由な発想でデザインに取り入れることで、韓国の伝統的な柄を現代的に表現し、古さの中から新しい「美」を創り出しています。
そのデザインは韓国国内で評価され、2017年には平昌冬季オリンピック大会の開幕式での映像で製品が起用されました。更には、世界的なブランドであるグッチの韓国国内店舗のディスプレイにチョガッポ作品を提供したり、韓国コスメの代表であるアモーレパシフィックの商品パッケージを共同制作する等、企業コラボも積極的に推進しています。また、韓国ドラマや映画の小道具として使用されているほか(2016年KBSドラマ「空港に行く道」、2017年映画「ブラザー」等)、韓国国内の高級ホテルでインテリアとして採用されるなど、多方面で人気を得ています。
「チョガッポ」とは
「チョガッポ」は、韓国の伝統的なパッチワークです。日本では「ポジャギ」として知られていますが、実は韓国では「ポジャギ」は風呂敷や包む布を意味する言葉で、パッチワークのデザインは「チョガッポ」と言います。
チョガッポは、必ずしも市松模様ではなく、縫い合わせる端切れの形や大きさ、その配列と配色には自由度が高く、デザインに作り手の個性が表れることが大きな魅力です。特に、HANJIHEE CLASSICのチョガッポは独創的な配色が魅力で、暖色と寒色が一見無造作に並べられていながらも、どこか調和を感じさせる独特の美しさがあり、見る人を魅了して飽きさせません。
麻素材について
一口に「麻」と言っても、実は糸の原料となる植物は複数あり、主要なものは亜麻、苧麻(ちょま)、黄麻、大麻です。亜麻の繊維で織られた麻を「リネン」、苧麻は「ラミー」、黄麻は「ジュート」、大麻は「ヘンプ」と呼ばれます。
HANJIHEE CLASSICの麻製品は、主にリネンとラミーです。
日本では麻製品というとリネンが最も馴染みがあるのではないでしょうか。しかし、ラミーも、弥生時代の遺跡から出土されたほど、日本では古来から人々の生活に使われてきたと言われています。同様に、韓国ではラミーを「モシ(모시)」と言いますが、モシも韓服(韓国の民族衣装)の夏素材として伝統的に使われてきた麻生地です。
麻は、吸水性と速乾性の両方に優れているため、高温多湿の日本の夏に適しています。吸い取った汗の乾きが早く、ドライな着心地が維持され、通気性にも優れていることから、夏になるとリネンやラミー素材の洋服が売られているのを目にします。また、ラミーは、植物繊維の中で最高度の強度を持つと言われるほど丈夫な繊維でコシのある生地ですが、向こう側が透けるほど薄く、控えめで上品な光沢が特徴です。更に、麻は静電気が起こりにくい繊維のため、乾燥する冬にも安心してお使いいただけます。
HANJIHEE CLASSIC製品の特性について
HANJIHEE CLASSICの製品は、自社工房でひとつひとつ丁寧に作られています。基本的に少量生産のため、在庫を多く抱えず、注文を受けてから製造する商品もあります。製造工程の大部分は手作業によるもので、ミシンは使いますが、大がかりな機械で大量生産される製品はありません。また、中には自社で染色したオリジナルの生地で作られた製品もあります。
こうしたことから、例えば同じ商品であっても、サイズに多少の誤差があったり、色が微妙に異なったり、デザインの細部(パッチワークの端切れの模様の出かた等)が異なったり、という個体差のある製品が多くあります。
また、特にシルクや麻などの天然素材の製品については、素材の特性上、ネップやスラブ(生地の表面に見られる絡まった節やスジ状の繊維のかたまり)、不均一な織り目、糸の変色などが見られます。
このような個体差や素材の特性上の商品状態については、当店では正常な状態の良品として扱っております。不良品ではございませんので、返品の対象とはなりません。予めご理解の上、ご購入いただきますようお願いいたします。
また、このような個体差や特性自体が、HANJIHEE CLASSICの製品の味であり魅力でもありますので、大量生産品のように画一的でなく、一つ一つに微妙な違いのある商品だということを一つの価値として受け止めていただければ幸いです。